2012年12月20日
【 Innotech Performace Exhaust 】
昨日、ブログでご紹介をさせていただいた
987 後期ですが、
先日、MT車にお乗りのお客様から
マフラーのご注文をいただきました。
いつも通りに納品させていただいたところ、
「装着できない」
というご連絡をいただきました。
離れている場所のお客様だったため、
取付けをしていただいている方から写真をいただくと
ミッションケースに当たってしまうとの事でした。
私も初めての経験でした。
調べてみると、MTモデルは、PDKモデルに比べて少しだけミッションケースの後端が長いとのこと。
それで、赤丸の部分が当たってしまい装着できなかったのです。
調整で何とかならないかと思ったのですが、良く見ると出口側のバンパーとのクリアランスも狭いのでミッションケースのところを角度を変えて逃がすと、今度はバンパーに当たります。
お客様が取付けしていただくショップ様までお車を持って行かれて、バラしてから発覚したトラブル。
すぐにメーカーへも連絡を入れたのですが、MTモデルが希少なため、すぐに現車合わせが出来ないとのこと。
お客様は、それでも何とか装着したいと言っていただけました。
一旦、純正を再装着していただいてお時間をいただけるようにお願いを致しました。
お客様にも、取付けしていただくショップ様にもお時間と手間を掛けさせてしまいました。
私の知識不足と経験不足から起こったトラブルでした。
とにかく、平誤りでした。
少し、お時間をいただけるとの事でしたので色々と調べました。
部品図を見ると、純正マフラーの品番は同じです。
違うのはサポートの品番。
PDKモデルとMTモデルでは、分厚さが違うようです。
ということは、純正と比較して、ほんの少しだけ iPEのマフラーが大きい。
メーカーへ返送しても、現車合わせできないのであれば時間がかかってお客様をお待たせしてしまうだけ…
知人のつてで、マフラーを加工できる方に相談。
事情を説明すると、タイコの当たる部分を落として対処できるかも…
との事でしたので無理を言ってお願いしました。
これを
切って
正直、どんな仕上がりになるのか、お客様にお渡しできるような状態になるのか非常に心配でした。
完成を待っている間に、良くわからないので、高いけど買ってみました。
サポート PDK用
でき上がってきました。
この部分を落としていただいた訳です。
普段は見れないタイコの内側。
サポートと合わせてみても、いけそうです。
すぐにお客様へ連絡をして送らせていただきました。
年末近くなのでお客様も取付けショップ様もお忙しくて、まだ取付けはできていません。
結果がわかり次第、改めてお知らせをさせていただきます。
987 ボクスター/ケイマンのMT車にお乗りでマフラーの交換をご検討されている方にお知らせできればと思い、記事にさせていただきました。