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Innotech Performace Exhaust

すいません、ツチノコではありません。

これは、Ferrari F430用のキャタライザーです。

触媒の部分ですね。

少し前にデモ用として入荷していたのですが

忙しくて箱すら開けていませんでした。

台風一過の良い天気の中、汗をかきながら箱を開けてみたのでご紹介させていただきます。

「たいふういっか」

小さい頃、この言葉を聞いて

「台風一家」と思って恐怖を感じていたのは私だけでしょうか…

それはさて置き、

キャタライザー (触媒) には排気ガス中に含まれる有害物質を浄化する役割があります。

触媒とは自分は変化せずに相手を変化させる物質

という説明が辞書にありました。

この触媒、消音効果もあります。

抵抗にもなります。

取っ払ってしまえば抜けもよくなり、音も大きくなります。

いわゆる、触媒ストレート (デキャタ) という物です。

触媒ストレートパイプも販売されています。

ただ、あくまで競技用として、です。

※最近では、レースシーンでも触媒の装着が義務付けられていたりもします。

なので、スポーツ触媒。

スポーツキャタライザーとも言われます。

中身はこうなっています。

覗きこんでいるので半分だけですが…

この蜂の巣のようなセル(目の粗さ)で排気ガスの通過性を高めながら浄化します。

あと、少しマル秘の部分ですが、チェックランプ対策として

少しだけ排気ガスがO2センサーに当たるようにしてあります。

名付けて 「ちょっとだけバイパス」

エンジンがかかっているのに全く排気ガスが当たらないと

センサーが死んでいると判断されてチェックランプが点灯します。

逆にモロにストレートな排気を当ててしまっても

排気ガスの濃度が濃すぎてチェックランプが点灯します。

濃すぎても薄すぎてもダメ。

難しい所です。

この 「ちょっとだけバイパス」 でO2センサーをどこまで誤魔化せるのか…

ストレート + 「ちょっとだけバイパス」 で点かない車もあります。

でも、同車種でスポーツキャタ + 「ちょっとだけバイパス」

で点灯してしまう車もあります。

個体差も大きいのでしょうか…

絶対に点きませんとは言えないのが悩みです。

とにかく、スポーツキャタのご紹介でした。